ミッション – mission

気づけば弊社も3期目を迎えます。

メンバー(認可保育園、決定おめでとう)やお取引先各位には本当に感謝いたします、ありがとうございます。

さて、普段あまり自分や会社についての話をする機会もないので、今日は弊社の「ミッション」についてお話させてください。

私は20代の頃から、仕事をする上でパフォーマンスを常に考えていました。

オリジナルで代替不可能な技術を持っているわけでもなく、資金もなく、となると自分でコントロールできる自分の時間を最大限に活用するくらいしかやりようがなかったのです。

webディレクターとして「ノマド」という言葉が登場する以前からノートPCを常に持ち歩き、山と積んだタスクをこなしつつ、Excelに分刻みで「やったこと」記録していきます。

そしてそれを定期的にレビューして、プロジェクトの数字と照らし合わせて業務の棚卸しを行っていきました。

(思えば学生の頃からその性向はあり、如何に少ない勉強時間でテストで目標点を取れるかチャンレンジしていました。一時期やり過ぎて、「ゼロ」にすれば効用は無限大だ!とうそぶいて大きく順位を落としましたが…)

その甲斐あってか、ディレクター職でありながらエンジニアさん位の時間給を頂くこともあり、コンサル等に業務の幅も広がっていきました。チャットでリモートワークできる優秀なチームメンバーに恵まれていたことも大きかった思います。

会社は、社会の公器です。そして、社長の器より大きくはなれないと思うのです。

なので、会社を立ち上げるにあたっては、自分が今までやってきた事の延長がベースになっていたほうがいいと考えて、弊社のミッションは「自分、そして社会全体の労働生産性を引き上げる。新しい自分を付け加え、そして成長の過程を楽しむ。」としています。

労働生産性を引き上げる」だけだと、検証すれば白黒ハッキリしてしまい面白味がなくなってしまうので、「新しい自分を付け加える」「成長の過程を楽しむ」という要素を盛り込んでいます。

労働生産性の向上というと、政府の号令にもなっている上に「結果出せおじさんと、早く帰れおじさん…ふぅ…(ため息)」というコピーが共感を産んでしまっているように、早くもネガティブなイメージもついてきています。

同じ時間働くなら、得られる可処分所得は高いほうがいい。同じ給料なら、仕事時間が短いほうがいい。それが簡単に出来れば苦労はしない訳ですが、やはり難しい。

ITツールやソリューションの導入での生産性向上は、やるところはやっていてすでに頭打ちでは?という印象もあります。(逆に、スマホの業務活用やリモートワークの導入などをしていなければ、大いに余地があります)

社会全体の労働生産性向上を考えた際、当面それを実現する手段としては「人材と企業のマッチング」が大きく寄与すると感じており、そういった事業やサポートを通じて、付加価値を生み出していきたい。

さらに長期的には、大元のネックとなっているかも知れない政治の問題の解決や、Politechも事業領域としていけないだろうか。

雑多な内容で恐縮ですが、そんな事を考えている年末です。

それでは来年も、どうぞよろしくお願い致します。